厚狭明進高 校歌の歌詞、校章が決定 作曲は専門家に依頼、2月末の完成目指す【山陽小野田】
県教育委員会は、来年度に開校する厚狭明進高の校歌の歌詞と校章デザインを発表した。校歌は21点(県内3点、県外18点)、校章は56点(県内49点、県外7点)の応募の中から、厚狭地区の風土や活力を感じさせる作品が選ばれた。 校歌は岩手県奥州市の小野寺満さん(69)の作品が採用された。松岳山や厚狭川、瀬戸内の風といった地域の特色、再編統合する厚狭高と田部高(下関市)の校訓「明日を拓(ひら)く」「純真一路―一筋の道を求めてひたむきに前進・飛躍」を盛り込んでいる。今後は専門家に作曲を依頼し、来年2月末の完成を目指す。 校章は、両校の校章にある「麻」と「菊」の葉を表したデザイン。伝統を引き継ぎ、一致団結して未来に羽ばたいてほしいとの願いが込められている。小野寺さんと下松市の相本美凜さん(末武中2年)が同じようなデザインで応募した。