仕上がり万全の西武・今井達也「得意意識はないけど、外でやる雰囲気が好き」 初の大役務める楽天戦と敵地仙台での恐るべき無双ぶりとは
西武の今井達也投手(25)が28日、自身初の開幕投手を務める29日の楽天戦(楽天モバイルパーク宮城)での圧倒的な投球を誓った。「得意意識はないけど、外でやる球場の雰囲気が好き。強気で攻めてチームを勢いづける」と意気込んだ。 ■秋山幸二さんが〝伝説のバク宙〟披露!? 【動画】 楽天戦は2021年10月から9連勝中。昨季は7戦6勝、防御率0・87で、敵地仙台でも4戦3勝、同1・20と圧巻の投球を見せた。今春オープン戦も3試合で防御率0・75と仕上がりは万全。29日はキャッチボールなどで軽めに調整した。 26日の必勝祈願では絵馬に「奪三振王」と記した。「一番名誉があるなと。平良、隅田と三振を多く取れる先発が多いので、競争ができればチームも強くなる」。2010年の開幕戦で涌井(現中日)がロッテから11三振を奪って以来、チーム14年ぶりの2桁奪三振にも期待がかかる。 2月の春季キャンプで開幕投手を通達した松井監督は「若手に自覚、責任を見せてもらいたいと伝えたが、そこから1ランク上がった。今井らしく思い切りピッチングをしてもらえたら」。チーム3年ぶりの開幕戦白星を背番号48に託した。(末継智章)
西日本新聞社