２試合で計４打点を挙げた松本・岡庭

◆メニコン杯　第２７回日本少年野球　関東ボーイズリーグ大会　▽４回戦　松本ボーイズ１０―１八街京葉ボーイズ＝５回コールド＝　▽５回戦　松本ボーイズ７―０愛川ボーイズ＝５回コールド＝（４月２８日・関東村東京府中ボーイズＧ） 　１８０チームが参加した中学生の部は４月２８日に４回戦、５回戦が行われベスト８が決まった。松本ボーイズ（長野）は創部初の８強入り。３日に準々決勝、４日に大田スタジアムで準決勝、決勝を行う。 　　※　　※　　※ 　松本が２戦連続コールド勝ちで初の８強入りを決めた。２００８年の創部以来、最高は１６強。松野光之監督（５３）は「行ったことのない（８強以上の）“決勝トーナメント”を目標にしよう、と子供たちに話していました」と笑みを浮かべた。 　４回戦は田中の中越え適時三塁打、中西の右越え適時二塁打などで序盤から大量リード。初回に先制犠飛を打ち上げた３番・岡庭は３回に２点二塁打を放ち、投げては４回を１失点に抑えた。「四球を出さないように捕手の構えた所に投げようと意識した。打席では、まず三振しないように心掛けていました」。カーブ、スライダー、チェンジアップ、ツーシームを交えて八街京葉打線を翻弄した。 　４回戦でマスクをかぶった中西は、５回戦は先発登板し５回無失点。「岡庭君は制球もいいし、変化球の完成度も高いので何を投げても打たれない。僕は直球をコースに投げ分けられ、それでスライダーが生きました」。初の８強には「聞きました。へー、と。うれしいです」と、ほほえんだ。準々決勝の相手は武蔵嵐山。「ジャイアンツカップ出場を目指しているので、それにつなげられるような試合をしたいです」と瞳を輝かせた。 　【松本・登録メンバー】※は主将 　▽３年生　※田中仁吾、矢倉幸、中西隼士、山田颯汰朗、矢花輝弥、岡庭虎太郎、徳竹隼、柳原晟志郎、板花夢裟志、堤想翔、横山虎鉄、宮下凌太朗、井戸田直輝 　▽２年生　塩原治真、本木伶河、丸山雄平、市川聖己、中村徹、佐藤太一