全国高校サッカー選手権へ 悲願の全国制覇ねらう 日章学園男子サッカー部
テレビ宮崎
12月28日に開幕する、全国高校サッカー選手権。 宮崎県代表の日章学園がめざすのは悲願の全国制覇です。 日章学園サッカー部には、144人の選手が所属。 全国大会の常連校で、県内屈指の強豪です。 攻撃サッカーを掲げる日章学園は、宮崎県大会でも自慢の攻撃陣が実力を発揮。 3年連続18回目の選手権出場を決めました。 (高岡伶颯 キャプテン) 「得点力というよりチームのバランスが本当に良くなってきたと思う。」 こう話すのは、チームの絶対的エース高岡伶颯キャプテン。 イングランドプレミアリーグ「サウサンプトン」加入が内定している高岡選手は、県大会3試合で6ゴールをあげるなど圧巻のパフォーマンスを見せました。 全国大会でも抜群のスピードと決定力を武器にゴール量産を狙います。 (高岡伶颯 キャプテン) 「今回の全国選手権では、自分がキャプテンとしてもエースストライカーとしても絶対結果を残して優勝に導きたい。『ぶっちぎる力』が自分の今年のテーマなので、そこを証明できるようにやっていきたい。(個人で)20ゴールという目標を絶対成し遂げて、高校生活を終えたいと思う。」 さらに、攻撃サッカーの一翼を担うのはフォワードの水田祥太朗選手。 体幹が強く前線でのポストプレーが持ち味、高岡選手と並ぶストライカーです。 (水田祥太朗 選手) 「みんな最初は高岡選手に注目して試合を見ていると思うので『そのとなりのもう一人のフォワードは誰だ』と言わせたいと思っている。点の取り合いの試合がしたいと思っています。最後の1点を取って、おいしいところを自分が持っていきたいと思っています。」 また最終ラインでディフェンス陣を統率するのは、センターバックの吉川昂我選手。183センチの長身を生かしたヘディングと、1対1の強さでピンチの芽を摘みます。 (吉川昂我 選手) 「ディフェンス4人全員で声をかけ合って、相手がどこにいるとか明確に伝えながら守備をすることを意識している。(全国大会は)守備では無失点でチームを勝たせたいし、攻撃面でも自分がヘディングで点を決めたい。」 日章学園の全国高校サッカー選手権での最高成績はベスト8。 指導する原啓太監督は、今年のチームにはその壁を突破する力があると期待を寄せます。 (原啓太 監督) 「(今年のチームは)歴代の中でも個人個人の能力を含めて非常にレベルの高いチームだと思っているので、それに見合う結果を出したい。我々の今年のチームの目標である国立競技場でプレーする(ベスト4以上)ことができるように、最大限の準備をして臨みたい。」 戦力充実の日章イレブンが見据えるのは、悲願の全国制覇です。 『一戦必勝で日本一取るぞ!』 日章学園の初戦は12月29日、1回戦で秋田県代表の西目と対戦します。
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