りそなグループで一時システム障害 外部サイバー攻撃か ネットバンキングにつながりにくい状態
埼玉りそな銀行、りそな銀行などの「りそなグループ」個人向けインターネットバンキングで、29日午後9時ごろから30日未明の午前1時15分ごろまでシステム障害が発生。いったん復旧したものの、およそ半日後の30日午後1時20分ごろから再び障害が発生し、断続的につながりにくい状態となった。いずれも外部からのサイバー攻撃が原因とみられる。 埼玉りそな銀行などを傘下に置くりそなホールディングス(東京都江東区)によると、外部の複数のコンピューターから大量のデータを送りつけるDDoS(ディードス)攻撃を受けたものと思われる。自社サーバーに高負荷がかかったことで、「マイゲート・りそなグループアプリ」に一時ログインできなくなった。顧客情報の流出は確認されていない。 DDoS攻撃によるシステム不具合は26日に日本航空、三菱UFJ銀行でも発生した。
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