北海道エアポート、韓国・清州空港と業務協約 路線再開へ連携
新千歳など北海道内7空港を運営する北海道エアポート(HAP)は5月28日、韓国空港公社 清州国際空港(KAC CJJ)と利用促進の業務協約を現地時間27日付で締結したと発表した。北海道-清州間の定期便は現在運休しており、復便のほか新路線の就航などで連携する。 締結した業務協約では、観光や空港運営などで情報交換し、道内-清州間の相互訪問を通じた交流を深める。このほか、同路線の開設や利用促進へ共同マーケティングを展開し、相互支援やPR活動により就航基盤を整える。 清州には韓国中部で唯一の国際空港があるものの、コロナ後に道内との定期便が復便していない。道内-清州を結ぶ路線は1路線のみで、コロナ前に韓国LCCのイースター航空(ESR/ZE)が清州-札幌(新千歳)線を運航していたが、現在は運休している。今後は新千歳線の再開に加え、函館や旭川など他6空港への新規就航へ定期的に情報交換していく。
Yusuke KOHASE