「1日3回も雪かき」「みんなで声を掛け合って除雪」道内一の豪雪地帯 北海道・幌加内町から中継
HTB北海道ニュース
室岡里美アナウンサー: 「幌加内町では9日のあさから森アナウンサーが取材を続けています。 いまの幌加内町、どれぐらいの雪が降り積もっていますか?」 森唯菜アナウンサー: 「かなり雪が積もっています。幌加内町の中心部、国道沿いです。1日中雪が降り続いていて、午後4時台よりは少し弱まったかなといった感じです。幌加内町はかつて積雪が324cmを記録するなど、道内屈指の豪雪地帯です。そして今年も積雪が2mに迫るほどだったので、路肩には大きな雪山ができています。 私は身長160cmほどなんですが、私の背丈よりはるかに高く積もっているのがわかります。そしてその反対側、建物の屋根の方には雪が何層にもせり出しています。そして手前のこの電灯にも雪がびっしりと覆っているので光が届かない状態になっています。ただ、歩道は除雪されているのでかなり歩きやすくなっています。 豪雪地帯ということもあって、幌加内町では毎朝4時に降雪量をチェックして、10cmを超えていると除雪が入るということです。なので道路を1本入った住宅街も隅々まで除雪されている状況です。 一方、その除雪した雪をこちらに貯めているからでしょうか、車道の方は道幅が狭くなっていて、今は車が通っていませんが、すれ違うときはゆっくりとスピードを落としながらすれ違っている様子を見ることができました」。 河野真也さん: 「森さん今日1日、この取材されていると思うんですけど、僕も冬の幌加内に行ったことあるんですけど、この雪の中暮らしている皆さんすごいなと思ったんですけど、住民の皆さんの暮らしぶりいかがですか?」 森唯菜アナウンサー: 「そうですね。慣れているとはいえ、1日3回も雪かきをしているよという方。そしてその方が今日は起きて食べて雪かきしかしていないとお話をしていました。そして、みんなで声を掛け合って除雪をするという方もいました。 今年は雪の積もるペースが例年より早いという声も聞かれて、雪に慣れている幌加内の皆さんにも疲れが見られました」。
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