【プレビュー】盗塁阻止率6割超のDeNA・山本祐大に注目!7連勝中の首位・阪神と最下位・ヤクルトが対戦、ほか | セ・リーグ | プロ野球
4月26日~28日に開催されるセ・リーグの見どころを紹介。
横浜DeNAベイスターズ vs 読売ジャイアンツ
5位のDeNAと2位の巨人が対戦。 DeNAの注目は山本祐大。規定打席にこそ達していないものの、16試合で打率.333、9打点の好成績。現在3試合連続でマルチ安打を放つなど好調だ。さらに最大の武器である強肩を活かした盗塁阻止率は、リーグトップの.615をマークしている。攻守で存在感を示す正捕手候補に注目だ。 一方の巨人は、髙橋礼に注目。トレードで巨人にやってきたアンダースロー右腕は、開幕ローテーションを掴みここまで毎週日曜日に登板。4試合で2勝0敗、防御率0.38と圧巻のパフォーマンスを発揮している。2019年新人王に輝いた男が、巨人の覇権奪回の鍵になるかもしれない。
阪神タイガース vs 東京ヤクルトスワローズ
首位の阪神と最下位のヤクルトが対戦。 引き分けを挟んで7連勝と絶好調の阪神。注目はチームを支えるブルペン陣だ。クローザーのゲラは12試合で0勝1敗、4セーブ、防御率0.75、岩崎優は10試合で1勝0敗、3セーブ、防御率0.00、桐敷拓馬は10試合で2勝0敗、防御率1.86と抜群の安定感を誇っている。さらに島本浩也らも好投を見せており、盤石の布陣を築いている。 一方のヤクルトは、オスナ、サンタナの助っ人砲に注目。オスナはここまで21試合で打率.299、5本塁打、17打点、サンタナは21試合で打率.315、2本塁打、11打点の好成績。25日の広島戦ではオスナの今季2本目の満塁弾、サンタナのサヨナラ弾で勝利した。阪神中継ぎ陣との勝負は見どころ充分だ。
中日ドラゴンズ vs 広島東洋カープ
3位の中日と、1ゲーム差で追う4位の広島が対戦(27、28日)。 直近7試合で1勝6敗と調子を落としている中日。注目は岡林勇希だ。19日の阪神戦から復帰し、主に1番で出場。6試合で打率.136、1打点と本来の調子ではないものの、25日の巨人戦では初の長打となるタイムリーツーベースも放った。調子を落としているチームを勢いづける活躍に期待したい。 直近7試合で4勝1敗2分と好調の広島は、野間峻祥に注目。主に1番、3番に入り、ここまで17試合で打率.318、7打点。打率はリーグトップの好成績だ。二塁打7本、三塁打2本はいずれもリーグトップタイ。快足を活かした活躍を見せている。