【発表】アジアゾウの名前は「決選投票」へ 6408件の応募から10の候補 死んだメスを含め4頭の名前を選んで 福岡市動物園
FBS福岡放送
福岡市動物園は、ミャンマーからやってきたアジアゾウの名前を募集していましたが、8月の募集期間中に寄せられた6408件の応募から10の候補を選び、決選投票を行います。9月に死んだ12歳のメスを含め、4頭の名前をセットでつけることにしています。 【画像】アジアゾウの名前は決選投票へ 6408件の応募から10の候補 死んだメスを含めを4頭の名前を選んで 福岡市動物園
10月12日から27日まで、動物園の正門と西門、植物園で投票用紙を配布します。記入後に投票箱に入れるか、園を出る際にスタッフに手渡します。 名前の候補は以下の10案です。それぞれ14歳のオス、12歳のメス、22歳のメス(母親)3歳のメス(子)、そして名づけた理由です。
■碧(あお)・翠(すい)・柚葉(ゆずは)・若葉(わかば) 緑生い茂る森で暮らしているイメージから日本語の中での様々な緑色の和名で。未来のゾウ達が緑豊かに過ごせますように。 ■あさひ・ゆうひ・ひなた・ひかり 日光にちなんだ名前にしました。 ■ゲンカイ・スオウ・アリアケ・ヒビキ ミャンマーから海をこえて福岡にやって来てくれたので福岡を囲む海の名前から。 ■柊(しゅう)・みぞれ・梅香(うめか)・雪芽(とうか) 4頭の象達の誕生日それぞれに合わせた名前に。冬にピッタリの名前で読みやすく。 ■シュエ・ニーラー・セイン・パレー ミャンマーは宝石の産地。ミャンマー語の意味はそれぞれ、金・ゴールド、サファイア(石言葉は慈愛)、ダイヤモンド(母の豊かな永遠の愛の象徴)、真珠(深い輝きを放ちすくすく成長を)。 ■ダイチ・アカリ・ミツキ・ヒナノ ミャンマーでは生まれた曜日にちなんで名前を付けることから、それぞれのゾウの誕生日の曜日より、 ダイチ→土、アカリ→火、ミツキ→月、ヒナノ→日 ■ミズキ・スミレ・ユリ・モモ 4頭とも花の名前から。それぞれ花言葉は「穏やかな心」(1番穏やかなゾウ)、「小さな幸せ」、「純粋」(子ども思いのお母さん)、「チャーミング」。 ■みなと・やよい・ちよ・ちはや 福岡にちなんで福岡市内の町の名前に。愛着が湧き、響きも可愛く、呼びやすい。 ■ミン・モー・セイン・エー ミャンマーと福岡を繋いでくれた存在であることを尊重し、もともとのミャンマーでの呼び名の響きを活かした名前がいいという思いから。響きもかわいい。 ■ミンチー・モートゥン・セイン・エーモー ミャンマーからはるばる来てくれた象のもとの名前を大切に。名前を通してミャンマーに関心をもち、ミャンマーと福岡との繋がりを長く大切にしていけるように。
10の候補は応募の中から園の職員全員で選んだということです。 また、8月から園の窓口で受け付けているゾウ飼育への寄付が、9月末の時点で114万円を超えました。1000円以上の寄付をすると「エレ・ファンクラブ」メンバーとしてオリジナルのゾウの缶バッジ1つを受け取れます。4口申し込むと4種類セットでもらえるということです。
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