西舘がまた敗戦投手、ワースト記録も連続で更新の1回2安打2四死球2失点、前回登板の4月26日と共通する乱調の原因が
◆JERA セ・リーグ 巨人3―4ヤクルト(30日・東京ドーム) 巨人がヤクルトに手痛い逆転負けを喫した。2―2で迎えた5回に丸佳浩外野手(35)の今季1号ソロで勝ち越したが、7回に登板したドラ1ルーキー・西舘勇陽投手(22)が2安打2四球で2失点の乱調。逆転を許し、前回登板の4月26日のDeNA戦に続く黒星を喫した。チームは3カードぶりの負け越しが決まったが3、4月は2年ぶりの勝ち越しとなる13勝12敗3分けの2位で終えた。 開幕から10試合連続無失点の新人記録をマークした西舘(巨)は、記録がストップした4月26日のDeNA戦に続き、この日も失点を許し自身の登板2試合連続で負け投手になった。 敗戦投手となった2試合をみると(犠…犠打、B…四球、K…三振、×…凡打) 4月=打席結果 26日=安 犠 二 二 30日=安 犠 B K B 安 × 10試合連続無失点期間は、9回1/3を投げて、打者32人に対し、被安打2本、与四球2つ。特に登板時の最初の対戦打者には1安打しか許していなかったのが、ここ2試合は先頭打者に安打を許すなど、被安打5本、与四球2つで、5失点と内容が悪い。 26日のイニング3安打、この試合の2四球と立て続けに自身ワーストを記録。これまでの安定感が見られない。(福山 智紀)
報知新聞社