「120%の力を出し記録を」鈴木聡美が2016年リオ五輪以来の大舞台へ2位で決勝進出 女子100M平泳ぎ【競泳・五輪代表選考会】
◆競泳・パリ五輪代表選考会 第2日(18日、東京アクアティクスセンター) 女子100メートル平泳ぎの準決勝が行われ、2012年のロンドン五輪で3つのメダルを獲得した鈴木聡美(ミキハウス)=福岡県遠賀町出身=が1分6秒29の全体2位で19日夜に実施される決勝に進出した。同1位は青木玲緒樹(ミズノ)で1分5秒76。 ■SNS騒然「合成…じゃないよね」橋本環奈が降臨【写真】 序盤から積極的に攻めてレースの主導権を握り、組の1位でゴール。鈴木は「本当に水泳人生の中でも、一番コンディションがいいんじゃないかという調子が昨年から続いている。臆することなく、楽しく挑戦ができている。私も(2分)5秒台に早く続きたい。決勝で120パーセントの力を出して記録を狙っていきたい」と意気込んだ。 18日の午前に行われた予選では1分6秒21と自己ベストにあと0秒01に迫る好記録をマーク。昨夏に地元の福岡で開催された世界選手権で見事に復活を遂げたスイマーが、16年のリオデジャネイロ五輪以来、8年ぶりの大舞台に向けて好調をキープしている。 個人種目の選考は、決勝で日本水連が独自に定めた派遣標準記録を突破して、上位2人に入れば代表決定。リレー種目は4人の合計タイムで派遣標準をクリアする必要がある。最終日は24日。
西日本新聞社