被災者の心のケアに尽力 精神科医52団体・個人に感謝状【岩手】
IAT岩手朝日テレビ
東日本大震災で被災した人たちの心のケアを行ってきた精神科医やその団体に岩手県から感謝状が送られました。感謝状が送られたのは、国内52の精神科医の団体と個人です。 贈呈式では達増知事から日本精神科救急学会の杉山直也理事長ら4人に感謝状が送られました。 県内には精神科専門の医師が少ないため、震災のあと、県は全国から医師を受け入れ、沿岸の7カ所に開設された「こころの相談室」で被災者に寄り添った支援を行ってきました。 達増知事は「被災者の心のケアは中長期的に継続して取り組むことが必要であり、皆様のお力添えで対応を続けることができていることに心から感謝の意を表します」と労いの言葉を贈りました。 県は今後も被災地の現状を見ながら国に支援の継続を申請していきたいとしています。