男性(59)をはね逃走か 「物と当たったかもしれない」と後から110番通報の男(79)をひき逃げの疑いで逮捕 基準値未満のアルコールを検出 広島
広島県福山市で13日、道路上にいた男性をひき逃げしたとして、軽自動車を運転していた男(79)が逮捕されました。 過失運転傷害と道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは、福山市瀬戸町に住む自営業の男(79)です。 警察によりますと、男は13日午前3時10分ごろ、福山市野上町の県道で軽乗用車を運転中に、道路上にいた男性会社員(59)をはねてけがをさせたうえ、そのまま逃走した疑いがもたれています。 警察の調べに対し、男は「事故をして逃げたことに間違いない」と容疑を認めているということです。 男性が路上に倒れている様子を目撃した人からの110番通報で事故が判明。その後、男は「物と当たったかもしれない」と110番通報をして、現場に戻ってきたということです。男からは、基準値を下回る量のアルコールが検出されたということです。 はねられた男性は骨盤を骨折するなどの重傷を負いました。男性は事故の直前、横断歩道から西に約30メートル離れた路上にいたということです。 警察は事故のいきさつや、男が逃げた理由などについて調べています。
中国放送
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