重森陽太がダウンの応酬制し判定勝ち。古木誠也はK-1グループから参戦の内田晶を返り討ち【KNOCK OUT】
「KNOCK OUT 2024 vol.2」(4月27日、東京・後楽園ホール)で重森陽太(クロスポイント吉祥寺)と古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)の2人の王者がスーパーファイトに出場し、ともに判定勝ちを収め再起を果たした。 KNOCK OUT-REDライト級王者の重森はセーンダオレック・Y’ZDジム(タイ/Y`ZD GYM)と対戦。重森は2月にRWSで判定負けを喫して以来の再起戦。対するセーンダオレックは元タイ国イサーン地方王者の21歳。日本では昨年6月に「SUK WAN KINGTHONG」に参戦し吉田敢にKO勝ちを収めている。
1R、オーソドックスの重森とサウスポーのセーンダオレック。セーンダオレックは左インロー、右ロー。重森は右ロー。セーンダオレックの蹴り終わりに右ミドルの重森。重森はパンチの3連打からミドルのコンビネーション。セーンダオレックが左ミドルも、すぐに右ミドルを返す重森。セーンダオレックのヒジはかわす。そして右ミドル。セーンダオレックの左ミドルに左のショートを合わせ、追撃の右フックでダウンを奪う。立ち上がったセーンダオレックの蹴り足をキャッチしてパンチを連打の重森。 2R、前蹴りで距離を取りに行くセーンダオレックに重森は詰めてパンチの連打。セーンダオレックは圧をかけて左ミドルも重森はキャッチしてパンチを返す。なおもミドルのセーンダオレックの蹴りをかわすとワンツーの重森。重森は圧をかけて右ヒジから左ボディーでダウンを奪う。立ち上がったセーンダオレックにパンチのお連打。そして右ミドルでぐらつかせる。しかし決めに行った重森にセーンダオレックがカウンターで左ストレート。これで重森がダウン。
3R、セーンダオレック左ハイ。重森はパンチを連打。セーンダオレックは圧をかけ左ストレート。重森は右ミドル。セーンダオレックは左ミドル、左ストレート。重森は下がりながらも右ミドルからパンチ。互いの左フックが相打ち。重森は右ハイを立て続け。それでも前に出るセーンダオレックに重森は左フック。前に出るセーンダオレックのボディーに重森はヒザを合わせる。最後までともに攻撃を出し続けたままゴング。 判定は28-26、28-26、28-25の3-0で重森が勝利を収めた。