日本航空 羽田事故の機体、一部保存を検討
日本航空が海上保安庁の航空機と衝突し、炎上した機体の一部を保存する方向で検討を始めたことがわかりました。 日本航空によりますと、事故の記憶や教訓を風化させないため炎上した機体の一部を保存する方向で検討しているということです。 日本航空では、1985年に123便が群馬県上野村にある御巣鷹の尾根に墜落し、520人が亡くなった事故で自社の施設に機体や乗客の遺品などを保存し空の安全を語り継いでいます。 今回炎上したエアバスのA350ー900型機は、その大きさから保管するコストもかかるため保管が決まった場合は機体の一部になる見通しです。 日本航空は、運輸安全委員会の調査や警視庁の捜査などをふまえ、関係者と相談して保存について最終的に判断するとしています。