アオバズクスクスク仲良く センダンの木で一家団らん さつま町・盈進小
鹿児島県さつま町宮之城屋地の盈進小学校校庭にあるセンダンの木で、アオバズクの親子が今年も愛らしい姿を見せている。24日は親鳥2羽とひな4羽が仲良く枝にとまっているのを確認。1週間ほどで巣立ちそう。 【写真】アオバズクの親鳥(左)に寄り添うひな4羽=24日、さつま町の盈進小学校
日本野鳥の会かごしま県支部によると、アオバズクは東南アジアで越冬し、春に繁殖のため日本に飛来するフクロウ科の渡り鳥。今季は例年よりやや早い4月中旬に親鳥、7月21日にひなの姿を確認できた。ひなは親鳥に比べてやや小さく全長25センチほどで、4羽確認は2年ぶり。 24日に学校を訪れた1年の白澤煌(こう)さんは「夏休み前より数が増えていてびっくりした。ひながかわいい」と喜んだ。
南日本新聞 | 鹿児島