【長崎】大村市で職員が「徴税吏員証」など紛失 職員をかたる税の訪問徴収の情報寄せられる…悪用された可能性も
NCC長崎文化放送
市の職員を装った税金の訪問徴収にご注意ください。 【写真】大村市で職員が「徴税吏員証」など紛失 職員をかたる税の訪問徴収の情報寄せられる…悪用された可能性も
大村市は、職員が「徴税吏員証」などを紛失したと発表しました。 悪用された可能性もあるとしています。 大村市によりますと、4月2日から休職し、6月3日に復帰した収納課の職員が、名札などを入れていた首掛け式のケースが無くなっていることに気付きました。 ケースには、市税の徴収に関する調査や取り締まりの際に身分を証明する「徴税吏員証」と「市税犯則事件調査吏員証」も入れていました。ケースは通常、職場の机の引き出しの中に保管していましたが、休職前に、どこに保管していたかについては記憶がなく、職場や自宅、通勤に使う車の中などを探しましたが、見つかりませんでした。 19日(水)には、市に匿名で、「市の職員をかたる2人組が税の徴収に来た」と電話があり、うち1人は、紛失した職員と同じ名字の名札を付けていたということです。今のところ被害は確認されていません。 市は「訪問による税の徴収は原則行っていない」として、市民に注意を促すとともに、長期間休職する職員の徴税吏員証などは、所属長が適正に保管するなどして再発防止に努めるとしています。
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