【フィリピン】ロペス系水力発電所の運営、競争委承認
フィリピン競争委員会(PCC)は6日、ロペス財閥系発電大手ファースト・ジェンの子会社による北部ルソン島ヌエバエシハ州のカセクナン水力発電所の運営を承認したと発表した。市場の開放性に影響はないと判断した。 電力部門資産負債管理会社(PSALM)、国家かんがい庁(NIA)が同水力発電所の運営権をファースト・ジェンの子会社フレッシュ・リバー・レイクスに引き渡す。1月25日に承認した。 カセクナン水力発電所は流れ込み式で、出力は16万5,000キロワット。フレッシュ・リバーが2023年5月、5億2,600万米ドル(約780億円)で落札した。