オスプレイ飛行停止続く 屋久島沖墜落1カ月
鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故は、29日で発生から1カ月となった。米軍は機材の不具合により事故が起きた可能性があるとし、空軍だけでなく海軍や海兵隊を含め全てのオスプレイの飛行を世界中で停止している。陸上自衛隊も飛行を見合わせた。搭乗員8人全員の死亡が認定され、これまでに7人の遺体を収容。現地では、残る1人の発見を望む声が聞かれた。 事故直後の物々しい雰囲気は落ち着いたものの、島内では米兵の姿を多く見かける。宿泊業を営む川東司郎さん(58)は「早くもう1人が見つかって、機体の回収も終え、以前の屋久島に戻ってほしい」と話す。