千葉ロッテマリーンズが佐々木朗希のポスティング申請を発表「マイナー契約から這い上がって世界一の選手に」 | プロ野球
11月9日、千葉ロッテマリーンズは佐々木朗希のポスティングによるメジャーリーグ(MLB)移籍に向けた手続きを開始することを発表した。 佐々木は大船渡高から2019年ドラフト1位で入団した右腕投手。2年目にデビューして3勝を挙げると、3年目の2022年には完全試合を達成。5年目の今季は自身初の二桁勝利をマークした。 5年間で通算64試合、394.2回を投げて29勝15敗、505奪三振、防御率2.10の成績を残している。 佐々木朗希コメント 「入団してからこれまで継続的に将来的なMLB挑戦について耳を傾けていただき、今回こうして正式にポスティングを許可していただいた球団には感謝しかありません。マリーンズでの5年間はうまくいかなかったことも多かったですが、どんな時もチームメート、スタッフ、フロント、そしてファンの皆さまに支えられながら、野球だけに集中してここまで来ることができました。一度しかない野球人生で後悔のないように、そして今回背中を押していただいた皆さまの期待に応えられるように、マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」 吉井理人監督コメント 「チームとしてはもちろん、とても痛いです。ただ自分もアメリカでプレーをしたことがあるので気持ちはものすごくわかります。そして若い今、チャレンジしたいという気持ちもわかります。未完成な部分は正直、まだまだありますが、アメリカで自身を磨き、さらにレベルアップすることもできるのではないかとも考えます。2020年、石垣島キャンプのブルペンで初めて目にした彼の投球は私にとって野茂英雄を初めて見た時以来の衝撃でした。それを向こうでぜひ証明して欲しいです。頑張ってください」