バックカントリーでの事故を調べる北海道警倶知安署

　外国人観光客から良質な雪が人気の北海道倶知安町のニセコアンヌプリで2月23日、イタリア国籍の男性がスノーボードでバックカントリー中に立木に衝突し重傷を負いました。 　23日午後2時30分ごろイタリア国籍の兄弟がスノーボードで滑走中、兄で愛知県に住む会社員の28歳の男性が立木に衝突しました。 　男性は右膝の骨を折る重傷で、当時スキー場の管理区域外の山中の急斜面を滑っていました。 　警察によりますと男性が衝突直後「待ってくれ」などと声を上げたことで前を滑っていた弟が気付きました。 　弟が現場を通りがかった別のスキーヤーに助けを求め、通報を受けたスキー場のパトロール隊が駆け付け男性は救助されました。 　男性は12年ほどスノーボードの経験があり、警察が衝突した原因などを調べています。