白くてふわふわ、まるで綿あめ 鹿児島市で「メラレウカ」見頃
鹿児島市のJR谷山駅近くで、ボトルブラシのような白色の花を咲かせるメラレウカが見頃を迎えている。青空が広がった9日、市道沿いに並ぶ木々は市民の目を楽しませていた。 【写真】白い綿帽子のような花が特徴的なメラレウカ=9日、鹿児島市谷山中央1丁目
オーストラリア原産の常緑樹で高さは約3メートル。葉が短く小さいことから、落ち葉が少ないのが特徴だ。市公園緑化課によると、国道225号から鹿児島南高校方向に抜ける「南清見諏訪線」に2022、23年度合わせて十数本を植えた。今月中旬くらいまでが見頃だという。 近くで自営業を営む辻友雄さん(82)=谷山中央1丁目=は「今年初めて咲いているのを見た。通りかかる人にも花の名前をよく聞かれる」。駅に向かって歩いていた児島明子さん(70)=東谷山2丁目=は「ふわふわしていて綿あめのよう。白色がきれい」と目を細めた。
南日本新聞 | 鹿児島