27日から28日頃は再び大雪のおそれ 年末年始らしい寒さが続く 2週間天気
27日(金)から28日(土)頃は再び強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に雪の量が多くなるおそれ。帰省や旅行は、交通機関の情報をこまめに確認を。31日(火)は寒さが和らぐものの、年末年始にかけて厳しい寒さが続きそう。
27日~28日頃 再び強い寒気が南下
明日24日(火)も寒気の流れ込みが続き、日本海側は北日本を中心に雪が降るでしょう。午後になると、西から冬型の気圧配置が緩んでくるため、山陰や近畿北部は雪の範囲が狭くなりそうです。25日(水)は高気圧に覆われて、広く晴れ。日本海側でも、晴れ間が出るでしょう。積雪が急に増えた所では、なだれや屋根からの落雪にご注意ください。 26日(木)は低気圧が北海道付近からオホーツク海へと進み、次第に冬型の気圧配置に変わる予想です。北海道や東北の平地は、降り始めが雨でも、夜になるにつれて雪の範囲が広がるでしょう。27日(金)から28日(土)頃をピークに強い寒気が流れ込み、日本海側では雪の量が多くなりそうです。クリスマスイブにかけての寒気よりも強いレベルの所もあり、太平洋側にも雪雲が流れ込むでしょう。大雪による立ち往生など、交通への影響に注意・警戒が必要です。帰省などで移動が多くなる時期。交通機関の情報もこまめに確認してください。 29日(日)になると、日本海側の雪の降り方は落ち着いてきますが、30日(月)は再び山沿いを中心に強く降る所があるでしょう。太平洋側は晴れますが、年の瀬らしい寒さが続きそうです。
大晦日は一時的に寒さ和らぐ
年明けにかけても、日本海側は雪や雨が降りやすいでしょう。12月31日(火)は、北陸や東北の平地では雨の所が多いですが、1月1日(水)からの3が日は広く雪が降りそうです。北日本を中心に、ふぶく所もあるでしょう。太平洋側は晴れる日が続きますが、山沿いや内陸では雪雲が流れ込みそうです。 寒さが和らぐのは一時的で、12月31日(火)の最高気温は東京都心で15℃の予想。1月1日(水)元日以降はお正月らしい寒さで、冷たい風が吹き付けるでしょう。遠方に出かける方は、現地の天気や気温をチェックして、服装でうまく調節してください。
日本気象協会 本社 青山 亜紀子