【阪神JF】「札幌芝1800m新馬勝ち」の馬は複勝率100% データで導く穴馬候補3頭
アスター賞の猛時計にGⅠ級の価値 キャットファイト
最後はキャットファイトを選んだ。新馬戦こそボンドガールから1.2秒離された6着に終わるも、その後は2連勝。特に前走アスター賞は2歳コースレコード1:33.1をマークして、後続に0.8秒差を付ける快勝だった。 2歳のマイル戦、勝ち時計1.33.3以下のレースで着差が0.3秒以上付いたのは、キャットファイトのアスター賞も含めて計10レース。勝ち馬の顔触れはミッキーアイル、ダノンプレミアム、レシステンシア、サリオス、リバティアイランドなどそうそうたる面々だ。この10例の次走成績は【5-1-1-1】勝率62.5%、複勝率87.5%(キャットファイトとイフェイオンはまだ出走していないため除く)。当然、その圧勝劇から人気を背負うので単回収率103%、複回収率102%はそこまで目立った数字でもないが、優秀には違いない。 前走で圧勝したキャットファイトだが、おそらく4~6番人気あたりで買えそうな情勢。これだけ目立つ勝ち方をしたにもかかわらず、意外と人気がない。ある意味、千載一遇のチャンスとも考えられる。女同士の激戦を制し、世代の頂点に立つだけのポテンシャルは秘めている。 <ライタープロフィール> 鈴木ユウヤ 東京大学卒業後、編集者を経てライターとして独立。中央競馬と南関東競馬をとことん楽しむために日夜研究し、X(Twitter)やブログで発信している。好きな馬はショウナンマイティとヒガシウィルウィン。
鈴木ユウヤ