【アジアバドミントン選手権】中国勢が本領発揮! 日本勢は奈良岡功大が唯一ベスト4入り!
4月12日に開催されたアジア選手権(中国・寧波)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。日本勢は5種目で上位進出をめざしたものの、白星をつかんだのは男子シングルスの奈良岡功大のみ。厳しい結果に終わった。 地元中国勢が強さを発揮している今大会。日本も各種目で複数の選手、ペアが勝ち上がったものの、準々決勝は中国の勢いに苦しめられる。女子ダブルスは、櫻本絢子/宮浦玲奈、志田千陽/松山奈未がそれぞれ中国ペアに敗戦。櫻本/宮浦は、中国一番手の陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)にファイナルゲームの接戦に持ち込んだが、あと一歩届かなかった。志田/松山は、鄭雨(ツェン・ユ)/張殊賢(ツァン・シューシェン)に0-2のストレート負けで準々決勝敗退となった。松本麻佑/永原和可那は、韓国の李紹希/ペク・ハナに8本、17本で敗れた。 女子シングルスも、大堀彩が王祉怡(ワン・ジーイ/中国)に逆転負け。山口茜は韓悦(ハン・ユェ/中国)に持ち味を発揮できずに13本、16本で敗戦となった。また、男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾、混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗も準々決勝を乗り越えられず。ベスト8に終わった。 日本勢で唯一の勝利をつかんだのは、男子シングルスの奈良岡功大。オリンピックの出場権争いで意気込む台湾の林俊易(リン・チュンイ/台湾)に対して、第1ゲームは21-18で先制。第2ゲームは8-11から6連続得点を手にした奈良岡が、終盤相手の猛追を振り切って23-21で勝利。ベスト4進出を決めた。