今治にクレープ専門店「くじらクレープ」 カフェ「ヴィーボ」に併設
クレープ専門店「くじらクレープ」(今治市桜井)が11月11日、カフェ「cafe vibo(カフェ・ヴィーボ)」に併設する形でオープンした。テイクアウト営業のみを行う。(今治経済新聞) 【写真】主力商品の「シュガーバター」 昔から菓子作りが好きだったという両店店主の日野幸子さん。「小さな店を開きたい」という夢をかなえ、ヴィーボを2016(平成28)年に開業した。パンケーキをメインに営業してきたが、「鉄板が熱く、夏場は菓子が作れない」と、4年ほど前からは夏季限定でかき氷の提供をスタート。フルーツをふんだんに使ったメニューや見た目にもインパクトのあるかき氷が毎夏、人気を集めている。 今回クレープを始めた理由について、「パンケーキもかき氷も、どうしても値段が高くなってしまう。小さい子どもでも小遣いで買いに来られるようなメニューを、ずっと出したかった」と日野さん。1年ほど前から構想し、焼き加減や材料の配合など300通り以上の試作を経て、開業にこぎ着けたという。 クレープは、日野さん自身が好きだというパリパリ食感にこだわる。メニューは大きく「シンプルクレープ」「クリームクレープ」「生クリームクレープ」に分かれ、一部メニューはトッピングやカスタマイズも可能。主力商品はシンプルクレープの「シュガーバター」(400円)。ざらめとコクのあるカルピスバターを使っており、「1時間たってもパリパリの食感が続く」という。 日野さんは「飽き性なので、次々と違うことをやってみたくなる。その分、毎日が楽しく充実している」と笑顔を見せる。「長く続く店にしていきたい。挑戦することが好きりクレープの次はベーグルも始めたい」と意気込む。 営業時間は11時~(生地がなくなり次第閉店)。日曜定休。
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