キャンプでもラーメン丼でラーメンを食べたって、いいじゃない!「あえて」食器を使ってみよう
キャンプで使う食器といえば、金属製や琺瑯製など落としても割れにくい素材や、重ねたり折りたたんだりコンパクトに収納できるタイプが定番です。 【写真7枚】“気分と美味しさ優先”で食器を使ってみた。TPOに合わせた食器とカトラリー3種類を写真で見る とくに金属製の食器は直接火にかけられるものもあるので、使い勝手は最強といっても過言ではありません。大自然の中でコーヒーカップやお茶碗代わりにシェラカップを使いこなして食事をする時間は、ちょっとカッコいいですよね? でも、たまには「キャンプにベストな食器」ではなく、「料理にベストな食器」をあえて使ってみるというのはいかがでしょうか?いつものメニューのグレードが数段上がった気分になるし、キャンプ視点で見たときの空間と食器のミスマッチ(非日常感)も楽しめます。 今回は、“気分と美味しさ優先”で食器を使ってみる楽しみ方をご紹介します。
キャンプ用の食器を使わないことの魅力
キャンプ用の食器の良さは、「丈夫」「軽い」「輸送と収納がラク」などがありますが、今回あえてキャンプに持っていきたい食器には別の魅力があります。 それは飲食物をいちばん美味しく感じさせてくれることです。キャンプ用の食器には「キャンプ飯って旨いよなあ!」という美味しさがあるのに対して、TPOに合わせた食器は、「やっぱりこれだよなあ!」という美味しさがあります。どちらも美味しい時間を過ごせるのですが、個人的にオススメのTPOに合わせた食器とカトラリー3種類を紹介します。
1:ビールグラスを使ってみる
まずはビールグラスを使ってみませんか? キャンプのビールといえば缶クーラーが定番です。フィールドで長時間冷えた状態を保てるのでいつまでも美味しいビール(もちろんハイボールなども美味しい!)を飲むことができます。 一方ビールグラスは、なんといっても透明なグラス越しに見える琥珀色と水滴が美味しさを数倍上げてくれます。また、グラス独特の口当たりもゴクゴクビールを喉に流し込むという特別な快感を味わうことができちゃいます! グラス越しのビール、ビール越しの自然、手に伝わる冷えたビールの温度、もうそれだけでキャンプ時間が間違いなく幸せになると思いませんか?