【社会人野球】三菱重工West、元阪神&元巨人選手が活躍!4年連続40回目の都市対抗決めた
◆都市対抗野球▽近畿地区第2次予選・第3代表決定戦 三菱重工West6-2日本製鉄瀬戸内(6日・わかさスタジアム京都) 都市対抗大会(7月19~30日・東京D)近畿地区第2次予選の第3代表決定戦が6日、わかさスタジアム京都で行われ、三菱重工Westが4年連続40回目の出場を決めた。ともに今季加入した元阪神・北條史也内野手(29)が3番で5回に2点二塁打を放ち、元巨人・山下航汰外野手(23)は7番で4打席連続出塁。投げては履正社時代の17年センバツで準優勝した竹田祐投手(24)が8回を2失点に抑えた。 両軍無得点で迎えた5回、先頭の山下が「勢いづけるために。人生初」という気迫のヘッドスライディングを披露。遊撃への内野安打がこの回7安打6点の導火線となった。2死二塁から1番・古川の中前適時打で先制すると、さらに2死一、二塁として北條が右中間への2点二塁打。塁上で高々と両手を上げ、「プロの時もしてない」と苦笑いするほどの喜びを見せた。 本戦切符獲得にも、プロ通算308安打の北條は「まず1つ勝つこと」と落ち着いた様子。一方、同2安打で東京Dでの安打がなかった山下は「初安打を目指します」と静かに闘志を燃やした。(森口 登生)
報知新聞社