有村藍里「イライラして、情緒不安定に…」PMSに悩まされていた頃の話
感情がジェットコースターのように浮き沈みしていた
こんにちは、有村藍里です。 今回は私がPMSに悩まされていた時の話です。 PMSとは月経前症候群という生理前に起こる精神的、身体的な不調のことだそうです。 有村藍里「休むことに罪悪感を感じる必要はない」昔はよく自分を責めていた私がやめたこと 私の場合は年齢とともに症状が強くなっていったように思います。 20代前半は、毎月生理前にイライラしてしまったり、情緒不安定になり訳もわからず涙が出たりと、感情がジェットコースターのように浮き沈みしていました。 その頃、PMSという症状があるのは知らず、「生理前はそうなって当たり前だから仕方ない」と思っていました。 そして、お肌の曲がり角と言われる25歳になってからは、生理前に必ずニキビができるようになりました。生理前に大きなニキビができて、まだ治っていないのに、また次の生理前に新しいニキビができての繰り返しで肌荒れにも悩んでいました。 あまりにも辛かったのでどうにかならないのかと、ネットで調べていると低用量ピルを飲むと症状が落ち着く人もいるということを知りました。
もっと早く知っていればよかった…
当時は、婦人科に行くということにハードルの高さを感じていたので緊張しましたが、勇気を出してクリニックの予約をしました。 クリニックでは生理前の精神的、身体的な不調やニキビのことなどを話してから、しっかり検査をしてもらい、ピルを処方してもらうことになりました。 ピルにもさまざまな種類があり、人によっては合わなくて気持ち悪くなることもあるようです。処方していただいたものは私に合っていたようで、悩んでいた肌荒れもあっという間に落ち着きました。 毎月、訳もわからず泣いていたのもイライラも、気がつくとなくなっていました。 PMSのことや、ピルのことを、もっと早く知っていればよかった。
少しでも悩みがあるのなら婦人科に行ってほしい
毎月の生理で感じていた負担も軽くなり、今はとても快適に日々を過ごすことができています。 しかし、ピルにも副作用があり、その中で私が悩んでいるのがむくみです。体内に不要な水分が溜まりやすく、むくみやすくなりました。 これも人それぞれだと思いますが、ピルを飲む前と現在の体の変化の一つだと思います。 ただ、むくみも困るのですが、それよりもPMSの症状が重かった時の方が辛かったので私は今もピルを飲み続けています。 生理が重くてしんどいとか、生理前になんだか調子が悪い……と感じている方は、一度婦人科に行って相談してみるのも良いと思います。 若いころは「婦人科=妊娠されている方が行くところ」だと思い込んでいたのですが、自分が通うようになってから変わりました。自分の体の定期検診するのも大事だし、少しでも悩みがあるのなら行ってみるのもいいと思います。 毎月、辛そうにしている人の話を聞いてみると、意外と「婦人科に行くっていう選択肢がそもそもなかった」という人も多く、まだまだPMSを知らなかったり、昔の私のように婦人科へ行くことへのハードルの高さを感じている方もいるのかな、と思って、今回はPMSとピルのことを書きました。 私は特に生理前の肌荒れが辛かったのでクリニックに駆け込みましたが、皮膚科でどんなに治療しても改善されず、ホルモンバランスの乱れが原因かも、と思って婦人科へ行く方は多くいるそうです。 生理のことで少しでも負担があったり、辛いな、と思うことがあったら婦人科へ行って相談してみてください。 今週も最後まで読んでくださってありがとうございました。 有村藍里
【Profile】 有村藍里(ありむら・あいり)
1990年8月18日生まれ/O型/兵庫県出身趣味:カメラ中学時代に引きこもりで人見知りでネガティブな性格であり、そんな自分を変えたくて、16歳の時に芸能界入り。引きこもりやネガティブな性格から脱却するための努力や逆境を乗り越える姿が、同じような境遇の悩みを抱える女性から多くの支持を得ている。2019年3月、美容整形を受けたことを公表し、その正直に打ち明ける姿と有村が持つ雰囲気により多くのファンから共感を得た。
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