ヤマト運輸、宅急便で置き配開始 在宅必要なし、便利さPR
宅配最大手のヤマト運輸は10日、主力の宅急便で玄関前などに届け物を置く「置き配」のサービスを始めた。利用者は冷蔵、冷凍品や着払いを除く大半の荷物で置き配を選択でき、受け取りのためだけに在宅する必要がなくなる。同社は「便利さをぜひ体感してほしい」とPRする。 無料で登録できる会員向けのサービスで、受取人が荷物を届ける時間帯と場所を決める。到着予定の最短20分前まで時間帯の変更が可能で、配達場所は玄関ドア前や車庫など7種類から選ぶ。配達が完了すれば荷物の写真が送られてくる。 開始初日から置き配を選ぶ利用者が多く、ドライバーの石川康平さんは「待たせることなく荷物を届けられる」と話した。