「自分を責めて責めて…」水原一平経歴詐称で思い出されるショーンKの懺悔と「十分潤っている」現在
ショーンK(56)も、まさかこんなことで再び脚光を浴びることになろうとは、よもや思わなかったに違いない。 【こんな時も...】すごい!経歴詐称疑惑で直撃した本誌記者に対し号泣するショーンK ドジャースで大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏が、スポーツ賭博に関与していたとして、球団から契約を解除された問題で新たに学歴詐称疑惑が浮上。 「水原氏はカリフォルニア大学リバーサイド校を卒業したとされていますが、米メディア『NBCロサンゼルス』が『同大学の広報担当者が、水原氏が同校に通っていた記録はないと語った』などと報じたのです。この報道直後から、X(旧Twitter)では“学歴詐称”がトレンド入りし、さらに、『ショーンK』を思い出す人も多かったようで、彼に対する投稿が相次いだのです」(スポーツ紙記者) ただ、水原氏への批判の投稿に比べ、ショーンKに対しては、 《ショーンKには英語だけじゃなく、経済のことも勉強させてもらったなー》 《才能はあるのに勿体なかった。もう復帰してもいいと思うけど》 など、好意的な投稿が圧倒的に多い。 ショーンKこと、ショーン・マクアードル川上氏は、国際的経営コンサルタント&テレビコメンテーターとして情報番組の『とくダネ!』(フジテレビ系)に出演するようになった’10年から広く周知されるようになった。その端正なルックスと低音ボイスで、主婦層から絶大な人気を誇り、’16年4月からは、新番組『ユアタイム』(フジテレビ系)の新メインキャスターに就任することが発表された。しかし、同年3月に、『週刊文春』が米テンプル大学卒業や、ハーバード・ビジネススクールでのMBA取得などの経歴がウソだと報じたのだ。 ショーンKは詐称を認め、公式ホームページで活動自粛を発表し、『ユアタイム』を含めテレビ、ラジオ6番組から降板することになった。『FRIDAY』は、活動自粛発表直後のショーンKを直撃取材している。その時の様子を振り返りたいーーー。 ’16年3月の深夜、黒い帽子と巨大なマフラーで顔を完全に隠し、都心の住宅街を歩いているショーンKを本誌は直撃した。「今の気持ちを」と問うと、「ハァ~」とため息をつき苦しそうに話し始めた。 「たくさんの方々に、ご迷惑をおかけして……。本当に申し訳ないです。今回のことをしっかり反省します……」 さらに、 「自分を責めて責めて……。なんとか、なんとか生きていきたい。その先の行ってはいけない世界に……。その行ってはいけない世界への線引きを支えているのは、周囲の皆さんです……」 などと、かなり憔悴した様子で言葉を絞り出した。今後について問うと、 「復帰を狙っているという報道もありますが、全部を失いました。もうなんにもない……。助けてください。本当にカンベンしてください……」 そう言うや、路上で号泣したのだった。 その1年10ヵ月後の’18年1月1日、元日特別番組『世界見聞録~モンゴルで経済と豊かさを考える旅』(TOKYO MX)でテレビ復帰を果たしたが、その後、全方面のメディア活動を積極的に行う意思はないことを表明したショーンK。現在は、経営コンサルタント業に専念しているという報道を目にしたが、実際はどうなのだろう。所属事務所に取材を申し込むと社長は、 「本人が取材を受けることはありません。経営コンサルタントとして十分に潤っていますので、今後、メディアに復帰することもありません」 などと語ってくれた。あの低音ボイスをテレビで聴くことができないのは少し残念だが、実業家として、しっかり成功を収めているようだ。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://twitter.com/FRIDAY_twit
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