ダートフリークが提案する、スタイルと機能面を充実させたCRF250Lストリートモタードに注目!
3月22~24日に開催された東京モーターサイクルショーで、注目のストリートモタードモデルを発見した。今回はダートフリークが提案する、各種アイテムを満載したデモ車「Honda CRF250L STREET MOTARD」を紹介したい。 【画像】「Honda CRF250L STREET MOTARD」をギャラリーで見る(15枚)
CRF250Lにモタードならではの扱いやすさを加えるダートフリークの新提案
ストリートモタードはファッション性に加えて、オフロードモデルならではの軽量性や、足つき性の良さなど、扱いやすい側面も魅力的だ。今回紹介する「Honda CRF250L STREET MOTARD」は、ダートフリークが発売、開発中のアイテムを満載した豪華バージョン。 ストリートモタードモデルの魅力は、前後17インチホイール化による旋回性や足つき性、路面へのグリップ力の向上が挙げられるが、豊富なラインナップを誇るダートフリークのオリジナルブランド「ZETA RACING」などのカスタムパーツを装着することで、好みに合わせて細かく調整することも可能となっている。 たとえばフットペグ周り。ZETAのアドベンチャーフットペグ(ゴムカバーとステンレスブレードを工具なしで切り替え可能)、リボルバーシフトレバー(スタンダードポジションを6段階に調整可能)、トリガーブレーキペダル(2段階のポジション選択が可能)など、ライディングにおいて大切なフットコントロールを自在に調整できるのだ。 走行性能だけでなく外観にも大きく影響を与える足回りも注目したい。前後17インチホイールキットはモタードスタイルの定番ともいえるが、2013年に発売されたCRF250M(MD44)はリア130mmのタイヤ設定だったが、このCRF250L(MD47)は150mmまで装着可能なため、ワイドリムを採用しているのが特徴。専用パルサーリングにより、ABSにも対応しているようだ。
新型テールライト等、新開発の外装アイテムは関心度高! 続報に期待
ダートフリーク「CRF250Lストリートモタード」デモ車両を担当した酒井宏明氏によると、来場者から特に評判がよかったのが、5月発売予定、新商品の「ラインテールライト」とのことだった。同社には長年、オフロード用カスタムLEDテールライトの定番となっている「エッジテールライト」がラインナップされているが、久しぶりの新型テールライトということで関心度も高かったようだ。 昨年ダートバイクプラス大阪(ダートフリーク直営店)を取材した際に聞いたのは、トレールユーザー層の同店アフターパーツ市場はCRF250Lがヤマハセロー250を逆転していて久しく、売り場の面積もCRF250Lを中心におこなっているということだった。たとえばCRF250L用のハンドル周りのパーツも豊富で、ハンドルバーやアーマーガード、レバー類などのラインナップも充実しているため、本車両でもCRF250L専用パーツを惜しみなく投入している。そのどれもがボルトオンで簡単に装着できるから、ユーザーにとってもありがたい限りだ。 また、ダートフリークが行なっている施工サービスブランドの「DF-CRAFT」により、ラジエターのガンコート(冷却効率をあげる定番カスタムで、国内トップモトクロスライダー、エンデューロライダーも多く施工している)や、ホイールのパウダーコートなどを採用。削り出し加工されたチタンボルトの採用もされているが、これらも当然購入可能だ。車両別のボルト適合キットが設定されているので、適材適所に間違えることなく、軽量で錆に強いボルトに交換できるのだ。 新パーツの発売日や価格は未定だが、ダートフリークからのリリースを心待ちにしたい!
宮崎大吾
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