ダルvsマー君の名勝負を全米メディアは「日本人2人が剣の戦い」と報道
一方、ダルビッシュの地元、テキサスのラジオ局のWFAAのホームページは、「ダルビッシュと田中の投げ合いは宣伝通りだった。しかし、幽霊が現れ、レンジャーズは2-1で負けた」というタイトルの記事を掲載した。同記事は、「ダルビッシュは彼の正確な速球でコーナーをつき、スライダーを自由に操った。それはまるで元気な魚のように方向を変えた。日本の2人の右腕は剣の戦いをしているかのようだった」と表現。 しかし、ダルビッシュが、上腕三頭筋のハリを訴えて大事をとって88球で降板したことで、ダラスニュースは、「ダルビッシュは三頭筋のハリで降板したが、(次の登板を)逃すことはなさそうだ」という見出しでこの部分をクローズアップして伝えた。 「今日のダルビッシュを止めることができるものはただひとつ、ダルビッシュだけだった。10奪三振、2安打、無四球の後、彼は今季2番目に少ない88球でマウンドを降りた」と述べ、自身の上腕のハリだけマウンドを降りる原因だったとした。来週のインディアンス戦には予定通り登板する見込みだという。 ヤンキースの中継YESネットワークでも、日本時代の2人の投げ合いの成績を紹介するなど、2人の初対決に注目していた。全米メディアに目を向けさせるに恥じない素晴らしい投手戦だった。