【高校野球】履正社 サヨナラ負けで2年連続4回戦敗退 夏の大阪大会はノーシードから
◆春季大阪府大会 ▽4回戦 大院大高9X―8履正社(3日・大阪府内グラウンド) 春季大阪府大会は4回戦が行われ、履正社が大院大高にサヨナラ負けを喫した。これで春は2年連続で4回戦敗退に終わり、夏の大阪大会はノーシードで挑むことになる。 1―0の3回、先発のエース右腕・高木大希が4被安打2四球で5失点するも、3―6の5回に敵失もからみ3点をあげ同点に追い付き、6回1死一、三塁でスクイズを決めて勝ち越し。ただ、7回に同点にされ、8回は1点ずつを取り合い8―8で迎えた9回、1死一、三塁の好機を作ったが、無得点に終わった。最後は大院大高の下位打線に4連打を浴び、サヨナラ負け。 昨春も4回戦で大商大高に3―4で敗戦。夏の大阪大会をノーシードから勝ち上がり、決勝では大阪桐蔭を破って、夏の甲子園に出場した。多田晃監督は「去年はセンバツで負けた反省を生かしてよく練習してくれて、甲子園に出られた。そういうミーティングもして、(今年は)センバツに出ていないので、春はなんとか上まで行こうとみんなで言っていたので、それだけに悔しいゲーム。失点が多かった、夏までの課題です」と話した。
報知新聞社