森崎ウィン“監督”が初の快挙!主演・中尾ミエ「私の人生で最大の喜び」
俳優の森崎ウィン(33)が初めて監督を務めた短編映画「せん」が、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」でグランプリに輝き、米アカデミー賞への“切符”を手にした。17日、都内で同映画祭のアワードセレモニーで発表され、森崎が登壇した。 【画像】喜びを爆発させる、”監督”森崎ウィン 米国アカデミー賞公認の映画祭で、五つある部門の優秀賞が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補となる。今年で26回目を迎え、俳優の別所哲也(58)が代表を務める。 セレモニーでは、まず5部門の優秀賞の発表が行われた。森崎は、ライブアクション部門ジャパンで受賞。トロフィーを受け取ると、「僕ね、1個だけやってみたい事がありまして…」と切り出し、「獲ったぞ~!!」と叫びながら、トロフィーを持つ右手を突き上げた。 そして、5部門の優秀賞の中から1作品に授与されるグランプリ=ジョージ・ルーカス アワードも、森崎が受賞。別所が「映画祭26年の歴史の中で、俳優として活躍しながら監督に挑戦してグランプリを受賞されたのは、初となります。この賞をもって、アカデミー賞に挑戦となります」と祝福すると、森崎は「イエーイ!!本当に本当にうれしいです!ありがとうございます」と喜びを爆発させた。 大感激のあまり「こんなに足が震えているのは初めて」とぶっちゃけつつ、「撮影は毎日幸せで、本当に充実した日々で、それだけでも僕には大きな宝となって、大きな経験となって、もうこれで充分だと思ったら、ジョージ・ルーカス賞までいただけた」と感謝した。 今作で主演を務めたのは、歌手の中尾ミエ(78)で、田舎暮らしをするおばあさんを演じた。セレモニーには中尾も登壇し、「こんなにうれしい事は無いし、なんか涙が出てきちゃう。多分私の人生で最大の喜びです!」と感慨もひとしお。森崎に「本当に私なんかに声をかけてくれた監督に感謝します。これで、もうちょっと長生きしようかなと思いました」と感謝しつつ、最後に大声で「人生で最高の喜びです!」と叫び、気持ちを伝えた。
テレビ朝日