僧侶になった千原せいじ 日本仏教協会顧問に就任 「より多くの人々へ仏教を説くことができると」
日本仏教協会は12日、お笑いコンビ「千原兄弟」千原せいじ(54)が顧問に就任したと発表した。 【写真】千原せいじのガチすぎる僧侶姿 せいじは今年5月2日に自身のインスタグラムで「本日、得度式をあげさせていただきました。天台宗 千原靖賢和尚となりました。今後ともよろしくお願いします」と天台宗の僧侶になったことを“突然”発表して話題を呼んだ。 今月から顧問に就任し、協会は「三本の柱『日本仏教を守る』『寺院を守る』『僧侶を守る』活動に共感していただきました。また、靖賢和尚もペットの供養をより活動的にするためにと中根代表理事と合意のうえで実現されました」とした。 せいじこと靖賢和尚も協会を通じてコメントし「仏教知らない・お葬儀を知らないという方やお葬儀会社がたくさんあることを知りました。日本仏教協会の活動を通して行うことで、より多くの人々へ仏教を説くことができると考えました。和尚となった根底にある『動物はかけがえのない家族』として亡くなった動物のための供養をもっとしていき、ペット霊園も計画しておりますので、動物を大切に思われている方々のお役に立ちたいと思います」と意気込み。 協会は、瀬戸内寂聴さん亡き後、古来の伝統文化である仏教を語る人が不在となっている今、仏教の良さを発信する僧侶として千原に大きな期待を寄せているという。 今後はせいじは協会の活動に協力し、企業研修の講師や葬儀業界での講演、大きな仏教行事の参加のほか、イベントでの法話などを予定している。