SaaSの成長株「ラクス」が10年後を見据えて打つ攻め手
2015年に上場したラクスの会社設立は2000年。クラウドやSaaSが浸透していく中で、創業から21期連続の増収を遂げている(撮影:梅谷秀司)
2018年3月期から連続3割増収を続け、増配も継続。2015年12月の上場以来、市場からの評価を高めてきたSaaS企業がラクス(3923)だ。 中核となるSaaS型サービスの「クラウド」事業は売上高全体の8割を占める。メール共有・管理サービスの「メールディーラー」が安定的に収益に貢献。交通費精算の「楽楽精算」は最大の事業柱に成長した。足元は請求書や領収書を電子化する「楽楽明細」と販売管理などの「楽楽販売」が急成長している。 その一方で、売上高の2割を占めるIT人材派遣の「IT人材」事業も収益を下支えする。今後の成長の源泉はどこにあるのか。中村崇則社長に聞いた。
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山内 哲夫