山口紗弥加さん(44)「結婚はあまり興味がありません。おひとりさまは気楽で楽しいですよ」|CLASSY.
前回は、20、30代の頃の葛藤やもやもやを語ってくれた山口紗弥加さん。現在は、「自分の中で何かが変わったような感覚があった作品」と話す、ドラマ「私の死体を探してください。」に出演しています。今回は、演じる森林麻美に共感する部分から結婚観、この先の人生設計を、CLASSY.読者へのアドバイスとともに教えてもらいました。 【写真あり】色っぽい佇まいの山口紗弥加さん(44)の現在
私の人生そのものをエンターテインメントとして提供することに憧れます
――ドラマ「私の死体を探してください。」で演じている、森林麻美と山口さんご自身で、似ている部分や共感する部分はありますか? 麻美は信念の人で、勇敢だと思います。今作に登場する人間はそれぞれに罪深いですが、ミステリー作家である麻美はその罪をエンターテインメントとして昇華し、彼女なりの見事な償いだったとも思います。彼女のように、私自身を、私の全てを仕事に捧げることができたら役者として本望かも…と、麻美に共感して想像はしてみたものの、到底不可能な話です(笑)。私には絶対に真似できないことだから、余計に麻美の生き方に憧れを抱いてしまいました。
おひとりさまならではの自由さ、気楽さがある
――CLASSY.は今、「人生もオシャレも“自分で選ぶ”」をコンセプトに、様々な結婚観を発信しています。結婚の向き合い方も多様化している中で、山口さんはどんな結婚観を抱いていますか? 元々、結婚にあまり興味がないので、結婚観もないんです。ただ、ひとりぼっちで生きていくのは寂しいかもしれないから、パートナーという存在を見つけて、結婚はしなくてもお互い自立した状態で、必要なときには力強くサポートできるような体制は整えておきたいなと。相手に依存するのではなく、思い合って、助け合いたい。それが理想です。 ――周りが結婚し始めると、焦ってしまう読者も多いです。 焦らなくていいです。おひとりさま、楽しいですよ。一人で散歩していて、行列のお店を見つけたとき、並ぶのは苦手だけど、覗いたら一席だけ空いていて運良く入れたりする。飛行機もそうですね。一席だけ空いている!旅行しちゃおう!とか。ひとりの気楽さや自由を、今のうちに満喫してください。