めまいや吐き気…メニエール病を告白の金田久美子「休んだからって治る保障はない」
◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 事前(21日)◇桂GC (北海道)◇6651yd(パー72) 【画像】佐藤心結はキャディの兄と二人三脚 ツアー2勝の金田久美子が、20日に自身のSNSで「メニエール病」と診断されたことを明かした。めまいや耳鳴りなどを伴う病気で、前週「CAT Ladies」の初日に途中棄権した後、病院で診断を受けたという。 7月中旬の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で熱中症に見舞われてから体調不良が続き、知人の医師からのアドバイスを受けて耳鼻科で検査を行ったところメニエール病であることが発覚した。「頭がずっと、フラフラして気持ちが悪い」と強いめまいと吐き気が続き、現在は朝昼晩の投薬による治療を行っているが、明確な治療法は分かっていないと話した。
「休んで治るなら良いんですけど、休んだからって治る保障はない。私もポイントを稼ぎたいし、試合も出たいので」と今週も出場を決意した。今季は19試合に出場して「宮里藍サントリーレディス」13位が最高位。メルセデスランキングは66位と、来季シードを獲得をできる50位の圏外にいる。 「生きている分にはわりと普通にできているから、試合に出ないのも“逃げ”みたいに感じてしまう」と体調を見ながらの参戦。この日も症状と戦いながら、プロアマ戦で18ホールをプレーした。「大丈夫だと思って、やるしかない」と、まずは4日間の完走を目指す。(北海道苫小牧市/谷口愛純)