映画『アンチャーテッド』の続編をソニーが正式発表

ソニー・ピクチャーズが、映画『アンチャーテッド』に続く第2作が制作中であることを正式に明らかにした。ただし、作品に関する詳細はほとんどわかっていない。 「映画『アンチャーテッド』」画像・動画ギャラリー Varietyが報じたとおり、映画の見本市CineEuropeのプレゼンテーションにて、ソニー・ピクチャーズの幹部であるスティーヴン・オデールがこのニュースを明かした。オデールは、今後に控えるプロジェクトのひとつとして、トム・ホランド主演の映画版『アンチャーテッド』の続編を挙げ、企画が正式に進行中であることを認めた。 『アンチャーテッド』の続編についてはしばらく前から話題になっていたが、その実現をソニーが認めたのは今回が初となる。2022年に公開された前作は、全世界で1億3900万ドルのオープニング興行収入を記録。ソニー・ピクチャーズ会長兼CEOのトム・ロスマンは「アンチャーテッド」を「会社の新たなヒット映画フランチャイズ」と称していた。 プロデューサーのチャールズ・ローヴェンは昨年、続編の企画はまだ動き出していないが、ネイサン・ドレイクとビクター・“サリー”・サリヴァンの冒険を続ける次回作は間違いなく検討していると発言。サリー役のマーク・ウォールバーグはその後、続編の脚本はすでに完成したと明かしている。 現時点でキャストは発表されていないが、今年2月にウォールバーグは、サリー役に備えて口ひげを生やすように言われたとも語っていた。 映画『アンチャーテッド』は、ノーティードッグによるアクションアドベンチャーシリーズを直接的に映像化したものではなく、どちらかというと前日譚のような役割を果たす作品だった。しかし、ポストクレジットシーンにはウォールバーグが口ひげを生やして登場し、映画版の冒険がビデオゲームが舞台とする時代へ移行することを示唆していた。 第1作は公開までの道のりに苦難があったことでも知られているが、続編がようやく軌道に乗りそうだ。