共働き家庭を悩ます「小1の壁」は2月から始まっている!? 知らないとコワい“入学前の壁”とは
ワーママに立ちはだかる「小1の壁」。 4月に入学を控えたお子さんをお持ちのみなさんは、頭を悩ませ始めている頃なのではないでしょうか。 「もし戻れるなら…」小学生ママが後悔している、“小1の壁”よりも伝えたいこと 筆者も小1の壁に悪戦苦闘したワーママの一人です。 先輩ママから話を聞いたり、自分で調べたりして少しイメージはできていたものの、実際に自分が経験して感じたのは「想像以上にめちゃくちゃ大変」ということ。 保育園時代は、オムツや着替え、水筒など、毎日決まった支度をして、連絡帳や検温カードに記入して、あとは送り迎えをするだけ。5~6年間ほぼ決まったルーティンで、年長児のころには体調を崩すことも減り、親の負担もだいぶ少なくなっていたはずです。 保育園は「共働きが前提」なので、平日の行事も少なく、先生のサポートも手厚い。 でも、小学校にあがるとサポートは一気になくなり、子どもの自立が求められ、親の負担が倍増します。 このギャップに親子でびっくりするのが、小学校入学のタイミング。
この連載では小1の壁について、with classエディターの筆者が小学生ママから取得したアンケート回答もふまえながら、リアルな体験記をお届けしていきます。(※2023年1月に行った小学生ママへのアンケ―ト。有効回答2385通、自由回答延べ103通より抜粋) 今回は入学前~入学直後に直面する壁についてです。 筆者のInstagramアカウントで小学生ママ2,385名に2択のアンケートを取ったところ、64%が「小1の壁はあった」と回答。半数を超えるママが、何らかの壁を感じていたことが分かります。
多忙を極める入学準備
多くの小学校では1月~2月頃に入学説明会があり、そこで入学までに揃えるもの、入学に向けた親子の心構えなどについて説明があります。 まず驚いたのは「用意すべきアイテムの多さ」。文房具や体操服、上履きなど、入学までに一式そろえて全て記名しなくてはいけません。 働くママにおすすめしたいのが、鉛筆などは最初から名入れサービス付きのものを注文する、巾着や手提げ袋は無理せず市販のものを買う、名前シールやスタンプを早めに用意しておき、算数セット等の記名はパパも巻き込んで一緒に一気に片付けること。 名入れアイテムは3月になると予約が殺到するため、のんびりしていると納期が入学式のあとになってしまうケースも。説明会が終わったらすぐ注文するのがベスト。 この時期は卒園に向けた準備等も重なり、さらに年度末に向けて仕事も忙しくなるママが多いと思います。まさに気合いで乗り切るシーズンです。