パート勤務なので昼間、PTA活動に行くと給与が減ってしまいます。何の補償も受けられないのでしょうか?
PTAへの加入は任意であることも知っておこう
「小学校に入学したらPTAに加入するもの」というイメージが強いですが、PTAは本来入退会自由の組織です。PTA活動への参加によって生活に大きな影響が出る場合は、退会を検討してみるのもひとつの対処法でしょう。 「PTAに加入しないと子どもがイベントに参加できなかったり、記念品をもらえなかったりして悲しい思いをするのでは?」と心配になるかもしれませんが、昨今では、PTAは未加入の保護者の子どもにも不利益を被らせないように活動するのが適切であるという考え方が広がっています。 親がPTAを退会しても、子どもが影響を受けることはないのが健全な組織のあり方であり、仮に不利益を被ったとしたら、未加入であることに負い目を感じず、堂々と抗議してもよいのです。
PTA活動と収入面との折り合いを付ける方法を探そう
PTAに加入すると、PTA活動への参加はほぼ免れません。それによってパートを休まなければならなくなっても、収入の補償を受けるのは難しいでしょう。 PTA活動とパートを両立するコツは、シフトの調整がしやすい係を選ぶ、在宅の時間に出きる仕事を請け負うなど、活動に貢献できて収入への影響も最低限におさえることです。 どうしても両立が難しい場合は退会も選択肢になりますが、まずは収入面や職場への心証と、PTA活動を上手に両立する方法を模索してみましょう。 出典 一般社団法人 全国PTA連絡協議会 PTA会費の適切な使途とは 一般社団法人 全国PTA連絡協議会 PTA任意加入 未加入者への対応 一般社団法人 東京都PTA協議会 PTA入退会のあり方 横須賀市PTA協議会 やりがちだけどやってはいけないこと 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部