既卒CAの採用を始めたAirJapan＝24年2月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　ANAホールディングス（ANAHD、9202）傘下のエアージャパン（AJX/NQ）は6月19日、客室乗務員（CA）の採用を始めた。既卒者が対象で、CAとしての経験は問わない。エントリー期間は7月18日午後2時59分まで。 【写真】AirJapan便に投入するエアージャパンの787-8のシート 　募集人数は100人程度で、入社時期は12月以降の会社が指定する時期。2023年6月末時点で専門学校・短期大学・高等専門学校・4年制大学・大学院を卒業・修了している人が応募できる。エントリー時点で社会人としての就業経験が1年以上あることが条件で、英語力はTOEIC600点以上、GTEC260点以上、GTEC4技能520点以上、IELTS5.5点以上が望ましいとしている。勤務地は成田または羽田空港。訓練中は試用期間で、客室乗務員資格発令をもって試用期間を終了し、正社員として雇用する。 　1次選考は、書類選考（エントリーシート・英語スコア）と適性検査で、8月上旬ごろに同社採用サイトの「マイページ」で結果を連絡。2次選考は9月13日から16日まで、グループ面接を対面で実施する。3次選考は10月5日から7日までで、対面の個人面接と健康診断となる。 　エアージャパンは全日本空輸（ANA/NH）の国際線のうち、アジア・リゾート路線を担うほか、今年2月からは新ブランド「AirJapan」の運航を開始。ANAブランド便とAirJapanブランド便の両方を運航することことから、客室乗務員もANAの制服とAirJapanの制服を、乗務に応じて着用することになる。