[山口県]全日本空手で山口鴻城高の来島選手2連覇 妹の心華選手3位、大津選手も
山口市の山口実践空手慧昇會に所属する来島彩華選手(18)が、3月に大阪であった全日本空手選手権大会「ALL JAPAN CHAMPIONCUP2024」(日本武道振興会主催)で優勝し2連覇を果たした。 来島選手は高校生女子の部48キロ未満に、前大会で優勝したシード選手として出場。6人によるトーナメント戦を勝ち進み、高校生最後の大会で有終の美を飾った。現在は山口鴻城高校看護専攻科1年生で、助産師を目指しながら父、臣二さんが代表を務める道場で指導者としても活躍する。 今大会では、妹で平川中学校3年の心華選手(14)が中学2、3年女子の部52キロ未満で、鴻南中学校3年の大津隆政選手(14)が同男子の部49キロ未満でそれぞれ3位に入賞。来島選手姉妹と大津選手は市役所を訪れ、伊藤和貴市長に全国大会での快挙を報告した。 彩華選手は「2連覇達成でうれしい半面、ジュニア最後の大会だったので寂しく心残りもある。道場の後輩たちを指導しながら一般の大会でどんどん優勝していきたい。強く優しい助産師になりたい」と夢を膨らませる。 心華選手は「前回は1回戦で負けて悔しい気持ちでいっぱいだった。今回は表彰台に乗ることができてうれしい」、大津選手は「うれしいの一言だけど、これ以上のもっといい結果を残せるように頑張りたい」と全国の頂点を目指す。