新酒の出来上がりを知らせる「杉玉」を掛け替え 岐阜県飛騨市の造り酒屋
メ~テレ(名古屋テレビ)
岐阜県飛騨市古川町の造り酒屋で、新酒の出来上がりを告げる「杉玉」が掛け替えられました。 杉玉の掛け替えは造り酒屋の伝統行事で、その年の新酒が出来上がると軒下に吊るされている杉玉が新しいものに掛け替えられます。 飛騨市古川町にある明治3年創業の「渡辺酒造店」では、1年間飾られていた古い杉玉が下ろされ、まだ杉の香りが残る直径80センチの新しい杉玉が蔵人たちによって吊るされました。 今年は猛暑で酒米の出来が心配されましたが、台風の影響もなく大粒で甘みのある米が育ち新酒の出来は最高だということです。 真新しい杉玉の下では新酒が振舞われ観光客らが早速新酒を味わいました。