日本代表、北朝鮮代表戦予想スタメン全選手紹介。三笘薫&伊東純也不在で陣容は変わる?
サッカー日本代表は21日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選で北朝鮮代表と対戦する。AFCアジアカップ2023カタール後初の試合で、日本代表はどのようなメンバーを起用するのか。アジア2次予選2連勝中の日本代表の先発メンバーを予想する。 【画像】日本代表、北朝鮮代表戦の予想フォーメーションはこちら
GK:大迫敬介 生年月日:1999年7月28日(24歳) 所属クラブ:サンフレッチェ広島 2024リーグ戦成績:4試合1失点 日本代表通算成績:7試合6失点 AFCアジアカップ2023カタールでは全5試合で鈴木彩艶がゴールマウスを守ったが、21日の北朝鮮代表戦では大迫敬介の起用を予想する。鈴木に匹敵する実力者の復帰は、日本代表GKの競争を1段階上のレベルに上げてくれるだろう。 昨季終盤から右手舟状骨(右手の付け根付近)に痛みを感じていた大迫は、シーズン終了直後に手術に踏み切った。アジアカップは欠場することとなったが、サンフレッチェ広島では開幕から見事なパフォーマンスを見せている。今季のリーグ戦で喫した失点は4試合でわずか1つ。シュートセーブのみならず、ハイボール処理やカバーリングの状況判断にも長けており、安定感抜群のプレーを続けている。 手術に際しては保存療法で治すという選択肢もあったが、複数の医師の診断を受けた結果、「痛みながらやって6割、7割しかパフォーマンスを出せないくらいなら一回離れてでも100%でできたほうがいい」という結論に達した。復帰後は「痛みがなくプレーできている。故障を抱えながらプレーしていた時期に比べると、思い切りプレーできている」と不安を払拭することができているようだ。
DF:板倉滉 生年月日:1997年1月27日(26歳) 所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:12試合2得点 日本代表通算成績:26試合1得点 日本代表がベスト8という残念な結果に終わったAFCアジアカップ2023カタールは、板倉滉個人にとっても課題が残る大会となった。「申し訳ないという気持ちは持っていますが、立ち止まっているわけにはいかない」と所属クラブに戻り、再び日本代表に戻ってきた。アジアカップでは大会直前の手術や大会中の体調不良といった問題が重なったが、コンディションさえ万全であればまた頼もしい活躍を見せてくれるだろう。 直近の公式戦ではベンチスタートも多く、なかなか波に乗れない所属クラブではボランチも経験しているが、「コンディション的には全然問題ない」と話しており、「チームとして難しい状況はあるが、悪い時こそ上げていくだけ」と前向きにとらえる。日本代表は冨安健洋を欠く中で、板倉にかかる期待は必然的に大きくなる。 長友佑都がFIFAワールドカップカタール2022以来の復帰を果たしたが、「佑都君に頼っているようではダメ」と責任感の強さを露わにする。「日本代表を強くしていくうえで自分たちの世代が、という思いは強い」と、日本代表を牽引するリーダーとしての自覚を強調していた。