未来のスター!? 欧州下部組織でプレーする日本の逸材(9)欧州でバリバリの主力! J2から巣立った男
多くの日本人選手が欧州トップレベルでプレーしているが、それと同じくらいに欧州下部組織でプレーする選手も多い。Jリーグでプレーすることなく海を渡る選手もいれば、幼少期から海外で過ごす選手もいる。今回は欧州クラブの下部組織でプレーする日本人選手を紹介する。※成績、プロフィールは『transfermarkt』を参照。
DF:松田隼風(まつだ・はやて) 生年月日:2003年10月2日 所属クラブ:ハノーファーⅡ U-20サッカー日本代表の松田隼風は昨夏よりヨーロッパに挑戦している。JFAアカデミー福島出身の松田は2022年に水戸ホーリーホックでプロキャリアをスタートさせた。プロ1年目から出場機会を得てきた松田は世代別日本代表でも常連メンバーとしてプレーしている。その才能を見込まれて、水戸と業務提携を結んでいるハノーファーのセカンドチームへ期限付き移籍することとなった。 松田はスピードと縦への推進力を持ち味にしている攻撃的な左サイドバックだ。ドリブルや左足からのクロスを武器にしており、チャンスを創出することに長けている。ハノーファーのセカンドチームではリーグ戦第3節でデビューして以降定位置を掴んでおり、ここまで22試合出場2ゴール1アシストの成績を残している。 松田はトップチームではプレーしていないが、初挑戦の欧州で着実に研鑽を積んでいると言えるだろう。現状、期限付き移籍は2024年6月までとなっているが、今後もヨーロッパでの活躍が期待される若手選手の一人である。
フットボールチャンネル