“敬老週間”に 演芸大会と作品展 お年寄りたちがさまざまな催しを満喫/岡山・津山市
敬老の日(16日)を前に岡山県津山市皿の津山老人福祉センター「さら楽」で11日、演芸大会と作品展が始まり、さまざまな催しを満喫するお年寄りたちでにぎわっている。14日まで。 【写真】一般室に展示された講座生の力作
「敬老週間」と名付けて実施。大ホールでの演芸大会は、ボランティアグループが演歌や大正琴、傘踊りといった多彩なステージを繰り広げている。初日は各地区の老人会会員40人の前で、加茂町原口の藤田章浩さん(63)が「夢小路あきまろ」と名乗り日本の著名な漫談家のものまねをしながら、自身が考えたネタを披露。県北の方言や特殊詐欺などを元にした笑い話で会場を盛り上げた。この後、クラリネットやピアノの演奏も行われた。
一般室では陶芸や木工、書道、御殿まり、手芸といった同センターの講座生64人の力作約250点が展示され、来場者の目を楽しませている。
毎年同イベントを楽しみにしているという中島の田渕恒子さん(77)は「みんなで集まって演目を見ながら交流を深めていると、頭がよく働き、気持ちが生き生きしてくる。また来たい」と話していた。
同センターは期間中無料開放しており、入浴施設も利用可能。作品展は午前9時~午後4時(最終日は2時)、演芸大会は午前の部を午前10時半から、午後の部を午後0時半から開催している。
津山朝日新聞社