【プレビュー】クラブ史上初のベスト4へ。ホームで横浜FMが勝って決める| AFCチャンピオンズリーグ
【国内サッカー プレビュー】13日、AFCチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦が開催。横浜F・マリノスが、ホームに中国の山東泰山を迎え撃ち、ベスト4進出をかけて戦う。
クラブ史上初のベスト8を戦う横浜F・マリノスが、さらにその先の舞台をかけ、準々決勝第2戦をホームの横浜国際総合競技場で戦う。運命の一戦は、13日の19:00キックオフだ。 1週間前のアウェイでの第1戦で勝利し、アドバンテージをもってホームでの第2戦につなげられた価値は大きい。 第1戦は、山東泰山のファン・サポーターが多く詰めかけた完全アウェイの雰囲気での戦いを強いられるも、開始早々の7分にアンデルソン・ロペスが先制ゴールを奪い流れを引き寄せると、後半にはヤン・マテウスが追加点。終了間際に1点こそ返されたが、重要な“前半”をリードして帰ってきた。 第2戦に向けては、先週末のリーグ戦がなかったことで、コンディション的にも問題はなく、ベストメンバーで戦えることも追い風だ。山東泰山とはグループステージも同組だったためすでに3試合を戦っているが、すべての試合で勝利しており、間違いなく相性はよい。油断は大敵だが、本来の力をしっかりと出せれば、問題はないだろう。 勝たなければならない山東泰山が、どのタイミングで攻撃的に出て来るかはピッチ上での判断が問われるが、先制点を奪うことができれば大きく優位に立つことができる。自分たちのリズムでゲームを進ながら、相手が焦れてきたところで隙を突くのが理想のゲーム展開。ボランチの喜田拓也を中心に戦況を読みながら、チャンスとなれば前線のブラジル人トリオを起点にゴールへと襲いかかりたい。 ここまで残っている日本勢唯一のクラブとして、Jリーグの意地とプライドを示すためにも、トリコロールが絶対に勝たなければならない戦いに挑む。