「セイヤの打撃が止まらない」鈴木誠也が3安打3打点でスイープに貢献 前日は今永昇太が6回0封! カブス日本人選手が連日の活躍
カブスの鈴木誠也が現地時間7月11日(日本時間12日)、敵地でのオリオールズ戦に「3番・右翼」で先発出場し、5打数3安打3打点と大暴れした。チームも8-0で勝利している。 【動画】鈴木誠也が3安打3打点の大暴れ!中堅フェンス直撃の三塁打を見よ! カブスは前日、今永昇太が6回無失点で今季8勝目を挙げ、チームも4-0で勝利。日本人選手の連日の活躍で2試合連続の完封勝利を収め、ア・リーグ東地区首位のオリオールズとの3連戦スイープを成し遂げた。 鈴木は3回二死一塁の第2打席で、左翼線への適時二塁打を放つと、5回一死二塁の第3打席では左中間への適時二塁打。7回一死一塁の第4打席では中堅フェンスを直撃する適時三塁打で3打点を稼いだ。鈴木はメジャー3年目にして初めて3長打を記録した。 現地メディア『Barstool Chicago』はXで、鈴木が三塁打を放った映像を添えて「セイヤ・スズキの打撃が止まらない」と投稿している。また、その映像には、2632試合連続出場のメジャー記録を持つカル・リプケンJr.の姿も映し出されており、レジェンドの前で鮮やかな一打を放ってみせた。 また、『Marquee Sports Network』のテイラー・マクレガー氏は自身のXで「セイヤ・スズキは、2016年のアンソニー・リゾ以来、1試合で2つの二塁打、三塁打、打点を記録したカブスの選手となった」と伝えている。 試合後の鈴木のインタビュー映像も投稿し、それによると鈴木は「チーム一丸となって、1勝1勝をしっかり取っていきたいという気持ちで打席に立っているので、そういった思いが今の状態につながっているのかなと思う」と、好結果を生んでいる打撃の状態について話していた。 鈴木はオリオールズ3連戦で3試合連続安打、合計6打点を挙げて勝負強さを発揮した。打率は「.264」まで上昇し、チームも4連勝。前半戦は残り3試合。鈴木のバットがチームを連勝街道へと導く。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]